「AIで英会話を学びたいけれど、SpeakとELSA Speakのどちらを選べばいいの?」そんな悩みを持つ方は多いはずです。2026年現在、AI英会話アプリは劇的な進化を遂げ、もはや人間とのレッスン以上に効率的な学習が可能になっています。
【結論】迷ったらここをチェック!
- Speakがおすすめ: 文法を気にせず「とにかく英語を話す量」を増やしたい、実践的なフレーズを覚えたい人
- ELSA Speakがおすすめ: カタカナ英語を卒業したい、発音の基礎を音素レベルで矯正したい、プレゼン力を高めたい人
1. 基本スペック比較:SpeakとELSA Speakの概要
まずは、両アプリの基本的な立ち位置を整理しましょう。どちらも「AI」を冠していますが、得意分野は驚くほど異なります。
| 項目 | Speak(スピーク) | ELSA Speak(エルサ) |
|---|---|---|
| 主な目的 | スピーキングの瞬発力・表現力 | 発音矯正・イントネーション改善 |
| 開発拠点 | アメリカ(シリコンバレー) | アメリカ(スタンフォード発) |
| AI技術 | OpenAI(GPT-4o等)と独自技術 | 独自開発の世界最高峰音声認識AI |
| ターゲット | 初級〜中上級(喋りたい人) | 初級〜最上級(通じたい人) |
※導入方法の詳細は、merikooの「各アプリ初期設定ガイド」も参考にしてください。
2. 【比較1】学習コンセプトの違い(アウトプット型 vs 矯正型)
この2つのアプリの最大の違いは、「英語のどこを伸ばそうとしているか」という設計思想にあります。
Speak:会話の「量」と「反射神経」
Speakは、とにかくユーザーに「声を出させる」ことを重視しています。1レッスンで100回以上発話することも珍しくありません。文法的な正しさよりも、「特定のシチュエーションで、パッと英語が出てくるか」というスピーキングの筋肉を鍛えることに特化しています。
ELSA Speak:音の「質」と「正確性」
一方、ELSA Speakは「正しくない音は正しくない」とはっきり指摘します。LとRの違い、母音の微細な変化など、人間では聞き取れないレベルのズレをAIが解析。カタカナ英語を徹底的に排除し、ネイティブに一発で通じる「美しい英語」を作るための矯正ギブスのような存在です。
3. 【比較2】AIの性能とフィードバックの質
2026年、両者とも生成AI(LLM)を取り入れ、会話の自由度が飛躍的に向上しました。
SpeakのAI(AI講師)
Speakの「AI講師」は、まるで生身の人間と話しているような自然なターン制の会話が可能です。こちらが文法を間違えても、文脈を理解して会話を続けてくれます。その上で、会話が終わった後に「もっと自然な言い回しはこれだよ」と、ビジネスや日常のシーンに適した提案を複数出してくれます。
ELSA SpeakのAI(ELSA AI)
ELSAのAI対話機能も進化していますが、特筆すべきはやはり「音声解析」です。波形レベルであなたの声を分析し、「舌の位置をもう少し後ろに」「息を強く吐いて」といった具体的なコーチングを行います。2026年最新の「Speech Analyzer」では、自由な独り言を分析して、発音・流暢さ・語彙・文法の4項目で評価してくれます。
4. 【比較3】カリキュラムとコンテンツの豊富さ
Speakのコンテンツ
レベル別(超初級〜上級)のコースが充実しており、日本の学習者が苦手な「冠詞」や「時制」を、会話の中で自然に身につけるドリルが豊富です。また、最近では日本のビジネスシーンを想定した「仕事で使える英語」カテゴリが大幅に強化されています。
ELSA Speakのコンテンツ
発音の基礎から、リンキング(音の繋がり)、リダクション(音の脱落)まで、7,000以上のレッスンがあります。また、IELTSやTOEFLのスピーキング対策、医療・ITといった専門職向けの用語発音コースなど、特定の目的を持つユーザーに強いのが特徴です。
詳しくは「ELSA Speakの専門コース一覧解説」をご覧ください。
5. 【比較4】料金プランとコストパフォーマンス(2026年版)
継続する上で最も重要なのがコストです。最新の料金体系を比較します。
- Speak: 月額制(約4,000円)または年額制(約15,000円)。キャンペーン時には年額1万円程度になることも。
- ELSA Speak: 無料版、Pro、Premium(AI機能全開放)の3種類。年額は約1.3万〜2.8万円。有名な「Lifetime(永久)」プランも不定期で販売。
月々の支払いを抑えて「話す環境」を手に入れたいならSpeak、長期的に「一生モノの発音」を安く手に入れたい(Lifetime狙い)ならELSAに軍配が上がります。
6. 実際に使ってわかった、それぞれのメリット・デメリット
Speakのメリット・デメリット
◯:独り言英会話が驚くほど捗る。予約不要。復習システムが優秀。
×:発音の細かい間違いは見逃されがち。上級者にはフレーズが易しく感じることがある。
ELSA Speakのメリット・デメリット
◯:自分の弱点(音)が可視化される。劇的にリスニング力が上がる。買い切りプランがある。
×:判定が厳しすぎて心が折れかける。会話の「流暢さ」よりも「正確さ」に偏りがち。
7. 結論:あなたが選ぶべきはどっち?(タイプ別診断)
比較の結果、タイプ別のおすすめは以下の通りです。
Speakを選ぶべき人
- 「知っている単語はあるのに、口から出てこない」と悩む人
- オンライン英会話の「講師との挨拶」が時間の無駄だと感じる人
- ビジネスで必要な定型表現を、反射的に言えるようにしたい人
ELSA Speakを選ぶべき人
- 「発音が悪くて英語が通じない」経験をしたことがある人
- リスニング力を根本から改善したい人(自分で出せない音は聞き取れないため)
- IELTSやTOEFLなどのスピーキングテストでハイスコアを狙う人
8. 上級編:SpeakとELSAを併用する「最強のハイブリッド学習法」
「どちらか一方」に絞る必要はありません。筆者が実践している、最も効率的な併用プランを公開します。
- ELSAで「音のパーツ」を作る(1日5分): 苦手な音の単語練習のみを行う。
- Speakで「文章」にする(1日15分): ELSAで意識した音を使いながら、Speakのロールプレイを行う。
- 仕上げ: Speakで練習した文章を、ELSAの「Speech Analyzer」に読み込ませて発音と文法の最終チェックをする。
この組み合わせにより、「正しい音で、スラスラと、プロフェッショナルな英語を話す」という、学習者が目指す究極の状態に最短距離で到達できます。
